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君の膵臓をたべたい 感想

2016年本屋大賞ノミネート作品のこの本は一時話題になりましたね。

今回縁に恵まれ読むことになりました。

ネタバレを含みますのでご注意を。

 

あらすじ

主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。(Wikipediaより)

 

読み始めて中盤になるとものすごくこの物語に引き込まれていきました。

反対の考えを持つからこその二人にふれあい方には面白さがあります。

共病文庫を主人公が読むところはとても感動するものがありました。

終わりは突然やってくるかもしれない日常の大切さ、時間の有限さには改めてきづかされました。

何度もそうすることを選んだ。この1文が印象に残りました。

自分の決断する意志による選択で主人公の価値観の変化のみられる場面です(個人の解釈です)

ぜひ読んだことがない方も読んでみるのをおススメします。

また改めてもう1度読むこともいいかと思います。

まとまりませんが、久しぶりに文庫本を読んでとても楽しめました。